ハタの「ハ」は太陽、「タ」は月を表しています。ヨガの中でも、アーサナと呼吸に重点を置いたヨガになります。
ヨガスートラ(200年~400年頃)の中に、ヨガの実践法として、ヨガ八支則が書かれています。
1.ヤマ(やらないこと)
2.ニヤマ(やった方がいいこと)
3.アーサナ(瞑想できる姿勢をつくる)
4.プラーナヤーマ(呼吸のコントロール)
5.プラチャハーラ(感覚の統制)
6.ダーラナ(集中)
7.ディヤナ(瞑想)
8.サマーディ(三昧)
順を追って8の三昧、深い瞑想に向かっていく方法を書いています。
その中で、1~5まで、瞑想を深めていくまでの方法がハタヨガになります。ハタヨガの古典的な本として、15世紀~16世紀頃書かれた「ハタヨガ・プラディピカ」があります。
ハタヨガでは、特に、身体の強さと柔軟性、呼吸、そして心の調和を行っていきます。そして、ヨガ八支則の6からの段階、より深い瞑想にむけての準備をしていきます。目に見えない心をコントロールするのは難しいので、まずは目に見える物質的なもの、身体を整えていきます。
シンオンさんでは、やさしいハタヨガを担当しています。ゆっくりと基本のポーズをとっていきます。暗めな環境ですので、より自分自身に意識が向きやすいと思います。ゆっくりポーズを取って、しっかり汗をかいてほしいです。